さいたま文学館の収蔵資料の中から、『ホトトギス』を主宰して多くの俳人に影響を与えた高濱虚子、虚子に師事して女流俳人の魁となった長谷川かな女、壮年期の虚子と共に俳句の鍛錬に励み、俳画を得意とした岡本癖三酔による書画の優品を選りすぐって展示致しました。 個性豊かな三人の俳人の作品を、俳句としてはもちろん、書画として視覚的にもお楽しみいただける収蔵品展です。 なお本展では、長谷川家から御寄贈いただきました、かな女の形見ともいえる貴重な品々を公開し致しました。