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2025年1月18日(土) 〜 3月9日(日)

石川直樹 企画展 
雲平線と文学
ーヒマラヤ8000メートル峰14座から見た世界ー

石川直樹 企画展 
雲平線と文学
ーヒマラヤ8000メートル峰14座から見た世界ー

雲平線(うんぴょうせん)とは、宮沢賢治が『春と修羅』で用いた造語で、天と雲との境界を指しています。

本企画展では、標高8000メートル以上の全14座に登頂を果たしたばかりの写真家・石川直樹氏が山頂付近で撮影した写真や、頂上に向かった日の日記、そして、ヒマラヤの高峰に初登頂した世界の登山家たちの著作や手記などを紹介しながら、垂直の旅の末に行き着いた水平線ならぬ雲平線が広がる超高所に思いを馳せます。

人間の生を拒絶するがゆえに「デスゾーン」とも呼ばれる壮絶な環境で、彼らはいったい何を見たのか。

写真や言葉によって、日常とかけ離れた8000メートル峰の頂へと迫る、小さな展覧会です。ぜひご高覧ください。

 

写真:2024年10月4日、シシャパンマ頂上(チベット/標高8027m)より

 

《企画展関連事業》

1/18 特別講演会『ヒマラヤ/写真/言葉』

2/16 小学生向けワークショップ『ちょっとヒマラヤを体験する』

  • 展示概要
  • 関連イベント
  • 作家プロフィール
  • 展示概要

    日程2025年1月18日(土) 〜 3月9日(日)
    時間

    10:00~17:30(観覧受付は17:00まで)

    料金

    一般:210円 (団体120円)/ 高校生・学生:100円(団体60円)

    ※団体20人以上

    (中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその介助の方1名は無料)

    会場文学展示室
    休館日

    月曜日(2/24は除く)、1/28(火)、2/25(火)

    内容

    〈 展示物(予定) 〉
    ● 8000メートル峰の山頂付近で撮影した写真
    ● 登頂時の日記の一部
    ● 8000メートル峰14座のそれぞれに初登頂した登山家の手記が収録された書籍
    ● その手記から抜粋された文章
    ● 8000メートル峰で撮影した映像
    ● 登頂時の道具や装備
    ● 現地で収集した石や鉱物

     

    主催さいたま文学館 指定管理者(株)ケイミックスパブリックビジネス
  • 関連イベント

    1.特別講演会『ヒマラヤ/写真/言葉』

    日程 2025年1月18日(土) 

    時間 14:00~15:30(開場は開講の30分前) 

    場所 さいたま文学館 文学館ホール

    料金 無料(申込制・先着順)

    申込方法 12月22日(日)9:00より問合せ先に電話にて受付 

    定員 200名

     

    2.ワークショップ『ちょっとヒマラヤを体験する』

    日程 2025年2月16日(日)

    時間 14:30~15:30(開場は開講の15分前)

    場所 さいたま文学館 講座室2

    料金 無料(申込制・先着順)

    申込方法 1月5日(日)9:00より問合せ先に電話にて受付

    申込条件 小学生

    定員 15名

  • 作家プロフィール

     

    石川直樹

    1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。 人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、行為の経験としての移動を主題に、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら作品を発表し続けている。 著作に『この地球を受け継ぐ者へ ー人力地球縦断プロジェクト『P2P』の全記録ー』(講談社 2001, のちにちくま文庫)『最後の冒険家』(集英社 2008, 開高健ノンフィクション賞)『ぼくの道具』(平凡社 2016)『極北へ』(毎日新聞出版 2018)『地上に星座をつくる 』(新潮社 2020)など。 写真集に『NEW DIMENSION』(赤々舎 2007)『POLAR』(リトルモア 2007, 『NEW DIMENSION』と2シリーズで日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞)『CORONA』(青土社 2010, 土門拳賞)『EVEREST』(CCCメディアハウス 2019)『まれびと』(小学館 2019,『EVEREST』と2シリーズで日本写真協会賞作家賞)ほか多数。 

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さいたま文学館 TEL:048-789-1515

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