打木村治は大阪市福島区に生まれた小説家・児童文学作家ですが、3歳の時に今の東松山市に移り、旧制川越中学(現・県立川越高校)で学びました。
『支流を集めて』や『十六歳』などの小説に続き、東松山で過ごした小学校時代をモデルとした小説、『天の園』やその続編『大地の園』を発表し、活躍しました。
『天の園』は昭和47年の芸術選奨文部大臣賞を受賞しました。また、『天の園』は平成17年5月、「雲の学校」としてアニメ映画化され、県内で上映会が実施されています。
(写真下:天の園シリーズ(左)・大地の園シリーズ)